「におい展」が池袋で開催されています！これはオススメです！

「におい展」というイベントが池袋パルコで開催されています。

「匂いなんて嗅いで楽しいのかねー」
と思いながらも、
彼女に誘われたのでデートで行ってきたのですが、
これが想像以上に盛り上がって楽しめました！

開催情報とオススメポイントをまとめておきます。
(なるべくネタバレしないように書いていきます)

「におい展」とはどんなイベントなのか？

まず、公式CMがありますので、
これを見ていただくと雰囲気がわかりやすいかもしれません。

✨今年のおもしろイベント✨
1月12日から東京池袋PARCOで開催 #におい展 #男女のフェロモン #香水 #うっとり #悶絶 #シュールストレミング

さぁ、2018年は 「嗅覚」 をガンガン使っちゃおう✨@nioiten @parco_ikebukuro @parco_art pic.twitter.com/nnHKe7ELbb

— におい展 (@nioiten) 2018年1月7日

イベントの名前通り、「におい」をテーマにした展示です。

“イイにおい”と“イヤなにおい”が織り交ぜられていますが、
どちらかというと、“イヤなにおい”が見どころ(嗅ぎどころ)です。

「なんでお金払ってイヤなにおい嗅がなあかんねん」
と思っていいたのですが、
終わってみれば、イヤなにおいの方が圧倒的に記憶に残っていますし、
実際イベントに行っているときも、イヤなにおいの方が盛り上がりました。

「恋人とイヤなにおいなんて嗅ぎに行っても楽しめないのではないか」
と思うかもしれませんが、大丈夫です、全然楽しめます。

私がこのイベントに行くにあたって気になったのは、
「色々なにおいを嗅ぎ過ぎて、においがわからなくなるのではないか」
ということでした。
香水を買いに行ったときに、途中から鼻が馬鹿になって、
においの違いがわからなくなるアレです。
嗅覚は他の感覚と比べて、最も疲労しやすいと言われています。

これに関しては、
確かに鼻がだんだん疲れてくる感覚はあったのですが、
途中途中でコーヒー豆を嗅ぐコーナーが設けられていて、
それを嗅ぐとリセットされるようになっています。

置いてあるコーヒー豆の種類も、
コーヒーのコーナーが来る度に違う豆が置かれており、
コーヒー豆の香りの違いも楽しむことができる仕組みになっています。

お昼ご飯の時間ですね〜。ご飯を食べ終わったら、やっぱり食後にコーヒーなんて方も多いのではないでしょうか？？#におい展 では、クンクンした後はコーヒー豆の香りでお鼻をリセット✨
さらにコーヒーの香りがもたらす効果はリラックスや集中力が増すと言われております。 お待ちしております☕️ pic.twitter.com/OV12b039El

— におい展 (@nioiten) 2018年1月10日

「におい展」の見どころ(嗅ぎどころ)はどこ？

イイにおいの展示

公式HPで紹介されている中では、
イイにおいのものは「イリス」だけです。

イリスはアヤメ科の植物で、
水蒸気蒸留法(これに使う機械も展示されています)で香料を得るのですが、
抽出に非常に時間がかかることと、
採油率が非常に低いことから、
とても高価な香料として知られています。
(1mlで数万円する場合もあるようです。。。)

そんななかなか嗅ぐ機会のないイリスですが、
正直、どんな匂いだったか全然覚えていません。(笑)

他にもイイにおいの展示は沢山あったのですが、
どれも「イイにおいだった」ことは覚えているのですが、
それ以上のインパクトはありませんでした。

イヤなにおいの展示

逆に、イヤなにおいに関しては、
どれも最悪なにおいなのですが、
「これが1番耐えられない」
という匂いが人それぞれ明確に違って、
そこが結構面白かったです。

あとは、バラエティ的な要素が強くなるので、
嗅いだ時に罰ゲームのときのリアクションが自然に出て、
「ぐわぁ！！くっさ！！くっさ！！」
と言っているだけでテンションが上がります。(笑)

印象に残っているのは、
公式HPにも紹介されている、
「足のにおい」と「シュールストレミング」、
あとは、公式Twitterで
「意外とみんながヤバかったという」と紹介されている「霊猫(れいびょう)」です。

おはようございます☀

1日目からみなさんがクンクンしに来ていただき、楽しんでいる姿を見れて良かったです✨#におい展 の楽しい写真や動画をSNSで見れることを楽しみにしています❗️

意外とみんながヤバかったという動物のにおい #霊猫 （レイビョウ）も嗅いで見て❗️ pic.twitter.com/f1pWA3ZSJ7

— におい展 (@nioiten) 2018年1月13日

シュールストレミングは「世界一臭い食べ物」として有名な、
スウェーデンの塩漬けのニシンの缶詰です。
これは「におい展」イチオシのクサい展示で、
展示室内の最奥部にボスキャラの如く鎮座しており、
グッズ売り場には、オリジナルＴシャツも売られています。

シュールストレミングいかがでしたか？

悶絶したおもしろ動画や写真など、楽しみにしていますw#におい展 pic.twitter.com/ePf5KU6TpP

— におい展 (@nioiten) 2018年1月12日

霊猫はジャコウネコの別名で、
分泌物をシベット(霊猫香)と呼ばれる香料として利用します。
これは物凄い獣臭でした。
瓶の中に入っている香料を嗅いだだけなのに、
獣の身体に鼻を押し当てたかのように、
今、まさに、そこに、獣がいる、という感覚を抱きました。

でもやっぱり一番臭いのは「足のにおい」だと個人的には思います。

面白かった展示

展示の中で面白いなと思ったのは、
「カメムシ」のゾーンでした。

意外なことなのですが、
実は、カメムシのにおいは香水にも利用されています。
カメムシのにおいを香水に加えると、
においの感じ方にどんな影響があるのか、
つまり、なぜカメムシのにおいを香水に加えるのかが、
この展示でにおいを嗅いでみるとよくわかります。
イイにおいなので、安心して嗅いでみてもらいたいです。

「におい展」の開催情報

ここまでは「におい展」がどんな展示なのか、
どの辺りが見どころなのかを書いてきました。

最後に、実際に足を運ぶためのイベント開催情報をまとめておきます。

「におい展」は、
2018年1月12日(金)～2月25日(日)まで、
10：00〜21：00(最終入場は閉場30分前まで)の時間で開催されています。

2月21日(水)だけは休館日になっていますので注意してください。

時間は、私は1月13日土曜日の午前中に行ったのですが、
その時間であれば展示を見るのに少し並ぶ程度で、
展示室内には並ばずに入ることができました。

ただ、時間を間違えると、物凄い混み様のようです。

ただいま待ち時間 約40分待ちです。

祝日は混雑が予想されますので、ゆっくり見たい方は平日に来場されますと比較的待ち時間も少ないかも知れません。#におい展 #混雑 pic.twitter.com/idWTk8OxXm

— におい展 (@nioiten) 2018年1月13日

場所は東京の池袋、「池袋パルコ」本館7階の特設会場です。

池袋駅直結ですので迷うことはないと思いますが、
念のため地図を貼り付けておきましょう。

入場料は、

と、リーズナブルです。

前売り券は、

で購入できます。

100円の差ですが、前売り券を買ってから行けば安く済みます。

展示スペースはそれほど大きくありません。
これは悪い意味ではなく、
においを嗅ぎ疲れるし、飽きない程度の展示量なので最適と言っていい規模です。

時間がそれほどなくても、混んでさえいなければサクッと見られます。
私は確か展示室内にいたのは1時間程度だったと思います。

想像以上に面白い体験ができますので、是非見に行ってみてください！