旅行

小さく第6歩:誰も知らない京都の楽しみ方~金戒光明寺~

投稿日:2021-01-03 更新日:

スポンサードリンク

スポンサードリンク

壱の巻:金戒光明寺

(1)概要

「くろ谷さん」の名で親しまれる浄土宗の大本山。法然上人が初めて草庵を結んだ地で、幕末の京都守護職を務めた会津藩主の松平容保(まつだいらかたもり)が本陣を構えた寺で、新選組誕生の地。ちなみに、タクシーで訪問するなら、「くろ谷さん」で行き先を告げた方が良いかもしれない。

【金戒光明寺】

【金戒光明寺入口】

①アクセス

市バス「東天王町」下車徒歩15分

②拝観料 無料

(2)新撰組との深い関係

①京都の混乱

1862年、徳川幕府は混乱する京都の治安の回復のために、京都守護職(京都の治安維持部隊)を設置した。その主要なメンバーに選ばれたのが、会津藩主の松平容保であった。また、その本陣として、金戒光明寺が選ばれた。

②なぜ本陣として選ばれた?

ア)理由1(城構えの寺である)
この寺は、大軍が一度に入ってこられないように南には小門しかなく、西側には立派な高麗門が城門のように建てている。つまり、お城のような設計がなされているのだ。また、小高い岡になっていることから自然の要塞になっており、見晴らしがよい。

【金戒光明寺】

【金戒光明寺】

【門】

【門】

イ)理由2(要所に近い)
御所まで約2㎞、東海道の発着点までは1.5㎞のくだりであり、馬で走れば約5分、人でも急げば15分で到着できる要衝の地に近い立地であった。

ウ)理由3(千名の軍隊が駐屯できる)
約四万坪の大きな寺域により一千名の軍隊が駐屯できた。

【本堂】

【本堂】

※以上のような理由から、この寺は新撰組の活躍に大きな功績を残したのである!

(3)若者が「密かに」集まる金戒光明寺?

①五劫思惟阿弥陀仏(アフロ石仏

気の遠くなる時間修行した結果、髪が伸び螺髪が積み重なったための姿をした石仏。全国でも16体ほどしかみられないといわれる。

【アフロ大仏】

【アフロ大仏】

②なんでこうなったの?

「無量寿経」(大乗仏教の経典の1つ)によると、阿弥陀仏が法蔵菩薩の時、人間を救わんと五劫の間、ひたすら思惟をこらして、修行をされ阿弥陀仏となられたとあり、五劫思惟された時の姿をあらわしたものが原型とされる。なお、落語の「寿限無寿限無、五劫のすり切れ」はここからきている

③留意事項

このアフロ石仏の場所は分かりにくいが、それを探して広い境内をウロウロしてもらいたい。アフロ石仏だけでなく、新撰組や会津藩士にも思いを馳せていたら、必ず見つけることができる!彼らは、今は静かに「三重の塔のふもと」に眠っている。

【三重の塔】

【三重の塔】

スポンサードリンク

関連記事

これを読んで、京都左京区に是非とも出掛けようと考えたあなたへ!
下の記事でも、京都左京区旅を楽しむための方法を紹介しているので、併せて確認することをお勧めする!

 
小さく第6歩:誰も知らない京都の楽しみ方~左京区編~

小さく第6歩:誰も知らない京都の楽しみ方~狸谷山不動院と詩仙堂~

③小さく第6歩:誰も知らない京都の楽しみ方~金戒光明寺~ ☜今ココ!

小さく第6歩:誰も知らない京都の楽しみ方~大豊神社と哲学の道~

スポンサードリンク

スポンサードリンク

-旅行

執筆者:


  1. […] ③小さく第6歩:誰も知らない京都の楽しみ方~金戒光明寺~ […]

  2. […] 上人が初めて草庵を結んだ地で、幕末の京都守護職を務めた会津藩主の松平容保(まつだいらかたもり)が本陣を構えた寺で、新選組誕生の地。 ※詳細については別の記事で紹介する。 […]

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

【地主神社入口】

小さく第3歩:誰も知らない京都の楽しみ方~地主神社~

壱の巻:地主神社 (1)概要 本殿・拝殿・総門と境内地が国の重要文化財に指定され、世界文化遺産にも登録されている神社で、清水寺の敷地内にある。縁結びの神である大国主命を主祭神とし、その父母神、奇稲田姫 …

【市バス1日券】

小さく第2歩:誰も知らない京都の楽しみ方~上京区編~

この章では、2020年6月下旬に行った京都旅(上京区編)の概要を紹介する。今回の記事の目的は、「誰も知らない京都旅の楽しみ方」を伝授することだである!それには、非常に多くの情報を紹介する必要があるため …

【写真①:宮島】

はじめの1歩:2万円で十分!? 広島(安芸国)貧乏旅行記

この章では、2020年3月中旬に行った広島旅の概要版を紹介する。各観光場所の詳細については、後日紹介する別の記事(記事一覧は本記事末尾を参照)を参考にしてもらいたい。この記事の主眼は、「総費用2万円で …

【写真②:ブログ作り】

私が貧乏旅行について書く理由と、二人旅の難しさについて

この章では、前の記事に引き続きブログの執筆動機についてより具体的に記す。旅に出ようと思って、現在、インターネット等で「旅」や「食事」と検索すると膨大な量の情報が検索できる。にも関わらず、筆者が必要とす …

【写真④:バックパッカー】

貧乏旅行の魅力ってなに?~若者の特権である貧乏旅行~

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自粛要請で一時期旅に出ることができなくなったため、この章では、このブログを書くきっかけについて、読者に紹介する前の導入部分として、貧乏旅を志すようになったきっかけや旅 …

サイト内検索