銀山温泉に旅行に行くことになりました。
銀山温泉と言えば、
「大正浪漫」を感じさせるノスタルジックな雰囲気が
人気の温泉街です。
そう、
温泉街のイメージしかなく、
せいぜいちょっと外に出て、
「大正浪漫」を感じるぐらい、
あとは旅館の夕食と朝食をゆっくり楽しみ、
部屋でダラダラしながら、
温泉まんじゅうを食べて、
何回か大浴場に出かけていく、
そんな過ごし方を想像していました。
しかし、
旅程を話し合っているときに、
「確か、洞窟があるはず」
という話が出たので、
一応調べてみたところ、
想像していたよりも
観光スポットがたくさん出てきました。
そこで、
調べた情報を元に、
銀山温泉の観光スポットを
まとめていきたいと思います!
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銀山温泉公式サイトの情報
銀山温泉の観光スポットを調べ始めて、
まず最初に行き当たったのが、
「銀山温泉公式サイト」
でした。
このサイトの中に、
銀山温泉の散策ポイントが
わかりやすくまとまっているページがあります。
以下は、
これを元に、
銀山温泉の観光スポットをリストアップして、
必要に応じて簡単な説明を加えていきます。
観光スポット
⇒安産の神
★疎水坑口(そすいこうぐち)
⇒水を排出するために使われていた坑道
★延命地蔵
⇒健康長寿・厄除けを祈願したお地蔵様
★滝の不動尊
⇒白銀の滝の守り神
★白銀(しろがね)の滝
⇒落差22mの滝
★鬼子母神
⇒子供の安全を守る神
★こうもり穴
★せことい橋
⇒赤い橋
★籟音(らいおん)の滝
★洗心峡(せんしんきょう)
⇒山と山との間の谷あいに川が流れている美しい景色
★河鹿(かじか)橋
⇒石橋
★夏しらず坑
⇒ひんやりとした風が吹き出す
★おもかげ園
⇒銀坑道入口前の公園。トイレあり
★長者(ちょうじゃ)池
⇒おもかげ園の中にある
★銀鉱洞
⇒文化庁史跡指定の延沢銀山廃坑洞。冬季は入坑不可
石碑・歌碑・像
⇒山形出身の歌人、精神科医
★儀賀市郎左衛門の像
⇒銀鉱の発見者
***以下、地図には載っていないもの***
★田中豊の像
⇒銀山温泉の開発に尽力
★結城豊太郎(臨雲 元大蔵大臣)の石碑
⇒山形県出身、第15代日本銀行総裁、元大蔵大臣
★内野五郎三(悟)の石碑
⇒漢詩の石碑
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観光スポット以外の銀山温泉の見どころ
さて、
ここまでは
銀山温泉の観光スポットを紹介してきました。
次に、
観光スポット以外の銀山温泉の見どころ、
そして、
銀山温泉をより楽しむための予備知識
についてまとめていきたいと思います。
銀山温泉の見どころ
雪
冬、雪化粧をした銀山温泉の町並みは、
幻想的で素晴らしく綺麗です。
そのため、
冬の銀山温泉は非常に魅力的なのですが、
一点だけ注意点があります。
冬は、
銀山温泉の主要な観光スポットである
「銀鉱洞」へ入ることができません。
ふたつの見どころのどちらかしかとれない、
となると、
もう夏、冬、二回行くしかありませんね。
ガス灯
銀山温泉は夜の町並みも格別です。
温かみのあるガス灯の灯りが、
“大正浪漫”を演出してくれます。
都会では今や珍しいガス灯に照らされた
非日常の世界を楽しみましょう。
鏝絵(こてえ)
鏝絵とは、
漆喰を使い、
左官職人が壁を塗るときに使う鏝(こて)で
浮き彫り風に描いた絵のことです。
この鏝絵が、
木造の建物に映えて、
ここにもまた“大正浪漫”を感じます。
これほど多くの鏝絵が集中した土地は、
全国でも珍しいです。
じっくり味わいましょう。
タイル
銀山温泉の旅館の入り口や、
町の中の歩道には、
タイルの装飾が施されています。
建物に気を取られがちですが、
足元も気にしつつ、
散歩を楽しみましょう。
銀山温泉のタイルがかわいいのだ( ´艸`) 足湯に入ってきました。 pic.twitter.com/bMZ3sJLPm2
— そらら (@YuuShiina417) 2016年3月28日
隈研吾
銀山温泉の
雰囲気のある木造の建物、
そのうちのふたつは、
世界的な建築家である隈研吾さんが
リノベーションを手掛けています。
隈さんは、
歌舞伎座や新国立競技場なども
デザインしている建築家ですので、
名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
「和の大家」と呼ばれ、
木材を取り入れるなど、
「和」をイメージしたデザインが特徴的です。
銀山温泉は、
木造の建物が特徴的な町ですから、
歴史的な木造建築に
隈さんの手法がどのように組み込まれているのか、
気になるところです。
さて、
銀山温泉で隈さんが手がけた建物ですが、
ひとつは、
江戸時代創業の温泉宿「藤屋」、
銀山温泉。藤屋。隈健吾。
割りと規模小さめの温泉街。街灯や家屋がお洒落にまとまってる( ˘ω˘ )
足湯に浸りながら。 pic.twitter.com/OHzv3oD1Jj— ietaro (@ietaro00) 2016年5月4日
もうひとつは、
公衆浴場の「しろがね湯」です。
銀山温泉しろがねの湯いただきます。 pic.twitter.com/zQytPbfqd0
— Good-bye Saepi (さえぴ~) (@saepi26) 2018年2月13日
「藤屋」は、
客室はわずか8室の高級デザイナーズ旅館で、
なかなか泊まれる宿ではありませんが、
歴史ある外観を守りつつ、
丁寧にリノベーションされた内装は、
モダンでスタイリッシュです。
対して、
「しろがね湯」は、
入浴料が大人500円で、
誰でも日帰り入浴が可能ですから、
銀山温泉に行く際には、
是非寄ってみたいところです。
銀山温泉をより楽しむための予備知識
おしん
銀山温泉は、
NHKの連続テレビ小説『おしん』の舞台です。
『おしん』が放送されたのは、
1983年から1984年ですから、
わたしはまだ生まれていません。。。
脚本は、
『渡る世間は鬼ばかり』で有名な
橋田壽賀子さんです。
当時、
『オシンドローム』と呼ばれるほどの
社会現象を巻き起こし、
海外、特にアジア圏でも人気が出て、
この作品を観たことがきっかけで、
日本や日本女性に対して、
好意的な印象を持ったという人も多いそうです。
だからといって、
全297話のドラマをすべて見てから銀山温泉に行く、
というわけにはいかないと思いますが。(笑)
そんな『おしん』の影響は未だにあって、
「おしん」の名を冠したお土産が
売っていたりします。
こちらは、
劇中でおしんが食べていた「大根飯」です。
現代風にアレンジしたものですので、
当時食べられた味とはもちろん違いますが、
大根飯(現代風)は美味しいそうです。
千と千尋の神隠し
宮崎駿監督は、
『千と千尋の神隠し』に具体的なモデルはない、
と仰っているので、
ここがモデルというわけではありませんが、
銀山温泉には『千と千尋の神隠し』の
雰囲気があります。
バス
大石田駅から銀山温泉までの移動は、
車で行くのでなければ、バスになります。
そのバスがレトロで雰囲気がいいです。
「レトロ調ボンネットバス 銀山はながさ号」
などという名前のバスなのですが、
見た目が可愛くて、
思わず写真に収めたくなるバスです。
こんなバスに揺られながら、
のんびりと非日常へ向かっていくのも
雰囲気があっていいのではないでしょうか。
袴レンタル
“大正浪漫”に浸るためには、
自分自身もその時代の服装になった方が
いいに決まっています。
「あいらすげーな」
というお店では、
貸衣装を行っています。
簡単に着付けができるように
改造してあるため、
通常の袴よりも短時間で着替えができます。
もちろん、
最後は店員さんがキレイに仕上げてくれます。
雰囲気に合う和装で散歩を楽しんだり、
写真を撮ったりするのも、
特別な思い出になると思います。
おわりに
ここまで、
銀山温泉の温泉以外の魅力をまとめてきました。
銀山温泉には、
温泉以外にも楽しめるポイントが
想像以上にたくさんあります。
ちょっと行きづらい場所ではありますが、
ここにしかない雰囲気が味わえる
観光スポットだと思いますので、
是非一度、足を運んでみてください!
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