トップオタとは？「ねほりんぱほりん」を見る前に予習しよう！

じわじわと人気を集めているNHKの深夜番組「ねほりんぱほりん」。
1月17日水曜日の23時からは、
「トップオタ登場！アイドルとの結ばれぬガチ恋、衝撃の結末は？」
が放送されます。

ん？
「トップオタ」って何だ？
字面からなんとなく想像はできるけれど、
実際どういう意味なんだ？

と思ったあなたのために、
「ねほりんぱほりん」放送前に「トップオタ」の基礎知識をまとめます！

トップオタとは？

「同人用語の基礎知識」というサイトによると、

とのことです。

つまり、
他のオタクから見ても明らかに異常なまでの情熱を持っていて、
「あーアイツには絶対に叶わないな」「もうなんか過ごすぎるわ」「異次元だわ」「そこまでのことは俺にも思いつかなかったわ」
と、ぶっちぎりで突き抜けていて、圧倒的に独創的で、もう「お前がトップだ」認めざるを得ないような存在のことを、人はトップオタ(TO)と呼ぶのです。
自分で名乗るものではなく、周りから勝手にそう呼ばれるということです。

というわけで、
「トップオタ」の定義は割と曖昧で、
「これをやったらトップオタになれる」
というようなものは特にありません。
周りから「トップオタだ」と呼ばれるかどうかが全てです。

トップオタの仕事？

トップオタに仕事がある訳ではありませんが、
「こういうことをやっているトップオタもいますよ」
ぐらいの感じで紹介してみたいと思います。

ライヴ会場でやっていること

まず、MIXやコールの考案があります。

★MIX

例えば、
「(あー、よっしゃいくぞー)
タイガー！ファイヤー！サイバー！
ファイバー！ダイバー！バイバー！ジャージャー！」
というのがスタンダードと呼ばれるMIXです。

★コール

例えば、
「超絶かわいい！まゆゆ～！」
みたいな感じのヤツです。
他にもたくさん種類があります。

その他、アンコールの大合唱が起こるように声を張り上げたり、生誕祭を企画したり、
あとはライヴ会場で暴れたり、マナー違反をしたりしている人に対して、
注意をする役割も担っている場合もあるようです。

ライヴ会場以外でやっていること

オフ会(つまり飲み会)を開催したり、
一緒にライヴを盛り上げるオタク仲間からの相談に乗ったり、
アイドルグループのメンバーとオタクとの仲介役になったりしているようです。

仲介役になることがあるということを知った時は、
そこまでアイドルと近いポジションでかかわっている人がいるのかと思い、
私的にはかなり衝撃でした。

トップオタともなると、アイドル側から名前を覚えられていたり、
公式には出回っていないグッズを持っていたり、なんてことは当たり前のことです。

相手にしているアイドルがどんなアイドルなのかにもよりますが、
アイドル本人と個人的に連絡を取り合っていたり、
プライベートな時間に会っていたりすることもあるようです。

トップオタの全員がこれまで書いたことを全てやっているというわけではありません。
トップオタでなくてもこれらのことをやっている場合はありますし、
これらのことをやっているからと言って、トップオタであると言えるわけではありません。
あくまで、これらのことをやった結果、トップオタと呼ばれるに至った人がいる、
もしくは、
とあるトップオタと呼ばれるに至った人が、たまたまこれらのことをやっている、
というだけの話です。

「ねほりんぱほりん」とは

最後に、
「トップオタ登場！アイドルとの結ばれぬガチ恋、衝撃の結末は？」
というNHKにしては尖ったテーマの回を1月14日に放送する
「ねほりんぱほりん」という番組についても簡単にまとめておきます。

「ねほりんぱほりん」とは、
NHKのEテレで水曜23時から放送されている30分番組で、
「人形劇×赤裸々トークショー」がコンセプトになっています。

「ねほりん」と「ぱほりん」という二匹のモグラと、
1匹のブタのぬいぐるみでトークを展開していくトークバラエティです。

声の主は、
「ねほりん」が山里亮太さん、
「ぱほりん」がYOUさん、
ブタが訳ありゲストさんです。

このブタさんの発言がなかなかに過激で毎回話題を呼んでいます。

「電車と駅でもBLは感じますね。当然電車が攻めでしょう。だって乗り入れるんだもん。だからもう、東京駅とかめちゃくちゃウケじゃないですか。新幹線も入ってるんですよ。そんないっぱい乗り入れしやがってこの淫乱駅め！みたいな感じで」 #ねほりんぱほりん pic.twitter.com/yFJYLRDLMK

— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) 2018年1月10日

＊「腐女子登場！こんな世界知らなかった・・・すごい妄想力にモグラ驚嘆」に関するツイート。
リツイート数がハンパない。。。

これは「人形劇という“新しいモザイク”の形」であると指摘されていますが、
かわいい動物のぬいぐるみが、時に物凄くブラックなことを言うそのギャップが、
とってもシュールで面白いです。