「におい展」を見に行ったときに、
「ざんねんないきもの展」も見に行ってきました。
※「におい展」に関する記事
「におい展」が池袋で開催されています!これはオススメです!
も読んでみてください!
確かにちょっとざんねんな生き物たちが展示されていたのですが、
内容は全然残念ではなく、
ゆる~く面白い、いい展示で、
家族とでも、恋人とでも、友人とでも楽しめる展示でした。
暇な休日にもってこいの展示です。
というわけで、
「ざんねんないきもの展」の見どころと開催情報をまとめておきます!
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「ざんねんないきもの展」って、どんな展示なの?
「ざんねんないきもの展」とは、
サンシャイン水族館と、
シリーズが累計145万部を突破した「ざんねんないきもの事典」
とのコラボ企画です。
「ざんねんないきもの事典」で紹介されている生き物と、
「ざんねんないきもの展」オリジナルの生き物が、合わせて約20種類、
「ざんねんな体」「ざんねんな生き方」「ざんねんな能力」「ざんねんな名前」
の4つのコーナーに分けて、
「どこが残念なポイントなのか」の説明書きと一緒に展示されています。
公式のCMがありますので貼り付けておきます。
かなりあっさり目のCMなので、
これを見て行ってみたくなるかというと、微妙です。
「ざんねんないきもの」とは?
そもそも、
「ざんねんないきもの」
とは何でしょうか?
高橋書店のHPに以下のように定義が載っています。
一生けんめいなのに、
どこかざんねんな
いきものたちのことである。
※http://www.takahashishoten.co.jp/zannen/より引用
人間の場合でも、
何から何まで完璧な人よりも、
ちょっとだけ「ざんねんな」ところがある人の方が、
「可愛いな」と思えたりします。
「ざんねんないきもの」というのは、
本当に残念で、どうしようもない生き物のことではありません。
カッコいい部分も沢山ある中で、
「実はこんなざんねんな一面ももっているよ」
ということを敢えて言うことで、
よりそのいきものに対して親近感を持てる、魅せ方なのです。
そういう意味では、
「ざんねんないきもの事典」
というのは、
「いきものはみんなざんねんだ。
それを知ることでもっといきものを愛そう」
という試みのこととも言えるかもしれません。
「ざんねんないきもの展」で展示されているいきものは?
「ざんねんないきもの展」の公式HPで、
展示されているいきものの紹介をしているのですが、
これは結構ネタバレしてしまっているので、
見ずに展示に行った方が楽しめると個人的には思います。
(現在はイベントが終了したため、公式ページは閉鎖)
ただ、
「ざんねんないきもの事典」を読んだ人はネタ自体は既に知っていると思いますし、
ネタを知っていても、
「あのネタになっているいきものの本物を見たい!」
と思えるのであれば、ネタ自体は知っていても楽しめると思います。
ここではあまりネタバレをしたくないので、
展示されているいきものをいくつか紹介するにとどめようと思います。
サンシャイン水族館の飼育スタッフが考えたオリジナルのざんねんないきものは、
・カエルアンコウ
などがあり、このふたつはどちらも魚です。
どちらも地味に面白いです。
魚は動きがあるので、生きている様を見る価値はあると思います。
衝撃的な行動をするいきものとして、
・クリオネ
が紹介されています。
このふたつは、その行動をとっているシーンが重要なので、
もちろんいきもの自体も展示されていますが、
そのシーンを撮影した動画も見られるように展示されています。
特にクリオネは凄くて、
漫画の寄生獣を思い出しました。
ただ、この“バッカルコーン”は有名なので、
知っている方も多いかもしれません。
ついつい長く見入ってしまったいきもの
ついつい長く見入ってしまったいきものがいます。
まずは、シベリアシマリスです。
残念なポイントを知った上で、
それでもやっぱりちょこちょこと動く姿が物凄く可愛くて、
ついつい時間を忘れて見入ってしまいました。
あれだけちょこちょこ元気に動かれると、
本当に飽きずに見られます。
残念ポイントとは全く関係なく、
動物園的な楽しみ方で見入ってしまいました。
ただ、このシベリアシマリスの残念ポイントは、
カナリ残念です。
「なんでそうなっちゃったの!?」
と思うこと間違いなしです。
もうひとつ、長居してしまったいきものが、
パンサーカメレオンです。
体色の変化に関する残念ポイントだったのですが、
そんな残念ポイントなど差し引いても、
やっぱりカメレオンの体色は綺麗です。
しかも、
たまたま動くところをみられたのですが、
すごーくゆっくーり少しずーつ動いていて、
シマリスと対照的でした。
凄くじれったい動きなのですが、
なんだかんだで見てしまう美しさと、動きの面白さがありました。
結局動物園的な楽しさを紹介してしまっているような気もしますが、
残念なポイントももちろん面白いです。
解説を読んで、
「マジかよ!」
と思ったらすぐにその場で本物のいきものを見て確認できる面白さがあります。
これはちょっと本では味わうことのできない楽しさだと思います。
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「ざんねんないきもの展」の開催情報
さて、ここまで展示の内容について説明してきましたが、
次に、実際に見に行くために開催情報をまとめておきます。
開催期間は、
2017年11月10日(金)〜2018年4月8日(日)
です。
時間は、
10:00〜18:00
で、最終入場は終了30分前になっています。
※11/24(金)~2018/3/10(土)の金・土曜日は20:00まで営業
私は土曜日の午前中に行ったのですが、
全然混んでおらず、ゆっくり快適に見ることができました。
会場は、
東京、池袋のサンシャインシティ、
ワールドインポートマートビル屋上の特別展会場です。
サンシャイン水族館や、コニカミノルタプラネタリウム“ 満天 ”があるフロアです。
サンシャイン水族館の公式HPにビル内の行き方の地図が載っています。
サンシャインシティの場所がわかるように、
念のため地図を貼っておきます。
入場料は、
「ざんねんないきもの展」のみの利用の場合は600円で、
これでも充分リーズナブルな値段設定なのですが、
対象施設・イベントを同時に利用する場合、
年間パスポートを持っている場合は、400円で入場できます。
対象施設・イベントとは、
・SKY CIRCUS サンシャイン60展望台
・コニカミノルタプラネタリウム“ 満天 ”
・J-WORLD TOKYO
・ナンジャタウン
・古代オリエント博物館
・展示ホール対象イベント
です。
展示会場の広さはそれほど広くないので、
見る時間もそれほどかかりません。
私はだいたい30分~1時間ぐらいで見終えていると思います。
ゆっくり見てもこれぐらいのスペースということです。
普通の動物園などとは違って、
“ざんねん”という切り口でいきものを見ることができる今回の展示は、
この展示でしか味わうことができない楽しさがありますので、
是非一度見に行ってみてください!
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