テレビやニュースなどによく登場するアイドルグループ、
「欅坂46」
ですが、ふとしたときに、
「あれ、漢字表記の『欅坂46』と、
ひらがな表記の『けやき坂46』って、同じグループじゃないの!?」
と、アイドルに詳しくないと混乱してしまうと思います。
この記事では、
そんな混乱を解消するために、
「欅坂46」と「けやき坂46」の違いを簡単にまとめていきたいと思います!
スポンサードリンク
スポンサードリンク
「欅坂46」とはどんなグループか?
「欅坂46」と「けやき坂46」の違いを知るためには、
まずは、このグループの成り立ちについて、
ある程度知っていなければなりません。
また、
これ以降は話をわかりやすくするために、
・漢字表記の欅坂46 ⇒ 「漢字欅」
・ひらがな表記のけやき坂46 ⇒ 「ひらがなけやき」
と、言葉を使い分けて書いていきます。
「欅坂46」の成り立ち
「欅坂46」は、
「乃木坂46」の関連グループとしてスタートしました。
ときどき、
「坂道だったらどっちが好き?」
というように、
「坂道」という用語が使われます。
この「坂道」は、
「坂道シリーズ」に属する、
「乃木坂46」と「欅坂46」のことを指しています。
「AKB48グループ」と対比するときなどにも使われる用語です。
「長濱ねる」の存在
「欅坂46」は、最終合格者22名でしたが、
すぐに2名が活動を辞退し、20名での活動になりました。
そしてその後(最終合格者発表から約3カ月後)、
今度は1名が加入します。
この加入した1名が、
「長濱ねる」
なのですが、
彼女の加入が「ひらがなけやき」発足のきっかけとなったのです。
*長濱ねるは1st写真集『ここから』が、
「女性ソロ写真集週間売上部数」歴代2位と大ヒットしたので、
この写真集が売られているのは見たことがあるのではないでしょうか。
長濱ねるは、
「欅坂46」の第3次審査を通過し、あとは最終審査を残すのみでした。
その最終審査当日の朝、
アイドル活動に反対する母親によって、
地元の長崎に連れ戻されてしまいます。
最終審査を受けることができなかった彼女ですが、
その後、
両親と運営スタッフの話し合いの結果、
特例で欅坂46のメンバーに加入することが決まったのです。
加入することは決まったものの、
最終審査を通過したメンバーとは別の組織を作り、
そちらに加入するという形になりました。
その組織が
「ひらがなけやき」です。
つまり、
「ひらがなけやき」は、
長濱ねるが「欅坂46」に特例で加入することになったことが理由で急遽作られた組織で、
組織として活動するために集められたメンバーによって形作られた組織なのです。
こういった特異な理由で作られた組織であるため、
他の関連グループである、AKB48グループや、乃木坂46
にはない組織に成長してきているのです。
2019年3月7日。
長濱ねるは、グループ公式ホームぺージに併設されているブログの中で、
8thシングル『黒い羊』の活動をもってグループから卒業することを発表しています。
スポンサードリンク
「漢字欅」と「ひらがなけやき」はどういう関係か?
それでは、
現在「ひらがなけやき」はどのような扱いの組織になっているのでしょうか。
初期メンバーが「漢字欅」、それ以降が「けやき坂46」ということ?
長濱ねるが1.5期生のようなものだと考えると、
そのようにも見えます。
実際、
今のところ「漢字欅」の追加メンバーは募集されたことはなく、
対して、
「ひらがなけやき」の2期生は募集されました。
2018年夏。
乃木坂46、欅坂46、けやき坂46の3グループを対象とした
「坂道合同新規メンバー募集オーディション」
が開催され、漢字欅に2期生9名が加入しています。
(ひらがなけやきには3期生として1名が加入)
このオーディションが開催された時点で、
ひらがなけやきの、漢字欅からの”完全独立”は
予定されていたのかもしれませんね。
しかし、
「ひらがなけやき」発足のきっかけとなった長濱ねるは、
2016年8月に発売した2ndシングル『世界には愛しかない』から「漢字欅」との兼任になり、
その後、
2017年10月に発売した5thシングル『風に吹かれても』から「漢字欅」専任になりました。
このように、
「1.5期生」である長濱ねるが漢字欅専任になったことから考えると、
初期メンバーとそれ以外という区分であるわけではなさそうです。
(長濱ねるが特例のメンバーなので、なんとも言えないところではありますが。)
*長濱ねるが専任になってから最初のシングル『風に吹かれても』のMV
「ひらがなけやき」は「漢字欅」のアンダーグループなのか?
「アンダーグループ」とは、
正規のグループに対する下部組織のような位置づけです。
正規メンバーが休んだときの代役として出るメンバーのことを
「アンダーメンバー」と言いますが、
このアンダーメンバーを集めたグループというイメージです。
確かに最初は、
「ひらがなけやき」はアンダーグループとして発足しているようなのですが、
現在はAKB48グループや乃木坂46など、
他の関連グループにはない組織として成長してきています。
そんな「ひらがなけやき」について、
欅坂46の運営委員会委員長である今野義雄さんは、以下のように語っています。
引用:「日経エンタテインメント!2017年5月号」
つまり、
「欅坂46」には、
「漢字欅」と「ひらがなけやき」の2グループが並立しているようなイメージです。
今はまだ、
「漢字欅」優位に見えるところがありますが、
今後、
「ひらがなけやき」がグループとしてより成長してきたときには、
同じ「欅坂46」のグループ内で、
あたかも別のグループであるかのように、
人気を争うことになっていくかもしれません。
今だと、
「AKB48グループ派」「坂道派」「乃木坂46派」「欅坂46派」
で人気が割れると思いますが、
ここにさらに「漢字欅派」と「ひらがなけやき派」が
生まれるということです。
こういう形での人気争いが生まれるのは、
関連グループを見ても初めてです。
「欅坂46」として、
人気が出てきているところですが、
今後は、
「漢字欅」VS「ひらがなけやき」
という構図でも注目してみてください!
2019年2月11日。
ひらがなけやきのメンバーである
柿崎芽実、加藤史帆、小坂菜緒、齊藤京子、佐々木久美、佐々木美玲の6人が、
動画アプリ「SHOWROOM」で
「ひらがなからのおしらせ」と題した生配信を行いました。
この生配信の中で、
「けやき坂46」が「日向坂(ひなたざか)46」へと
グループ名を改名することを発表。
「空高く跳べるように」
という意味が込められた水色の新しいロゴマークも発表され、
名実ともに欅坂46とは完全に独立した
新しい「坂道グループ」としての活動が始まりました。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
[…] 参考 「欅坂46」と「けやき坂46」の違いをファン以外のために解説!いちとせライブラリィ […]