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壱の巻:大豊神社と哲学の道
(1)概要
平安時代初期に宇多天皇の病気平癒を祈願するため、藤原淑子が薬の神様である少彦名命(すくなひこなのみこと)を、奉祀したのが始まり。その後、今の場所へと遷され、以来この地域一帯の産土神として、現在に至るまで信仰を集めている。ご祭神は少彦名命以外にも勝ち運の神である応神天皇や学問の神である菅原道真も本殿に祀られている。
①アクセス
市バス停「宮ノ前町」から徒歩約8分。
※哲学の道の南端にあるので、哲学の道をのんびり散策しながら、訪れよう!観光客の姿もほとんどないから安心だ!
②拝観料 無料
(2)大黒社の狛ねずみ
①ピンチを助けるねずみ
大国社の祭神として祀られているのは、出雲大社の祭神である大国主命。「古事記」(日本最古の歴史書)の神話、鼠が野火の中から大国主命を洞穴に導いて救ったことに基づいている。今もこの社では、2体のねずみが対になって大国主命を守護しているのだ。
②二匹のねずみ
向かって右側のねずみは学問を象徴する巻物を持つ。また、向かって左側のねずみは万物の根源である水玉を抱える。水玉を持つ左の狛ねずみは子授け・安産をあらわしており、生まれた子どもが元気に育ち、右側の狛ねずみに象徴されるように学問を学んで成長して大人になって次の生命を育んでいく。二匹の狛ねずみは生命、人間界のサイクルを現しているとのこと。
③留意事項
狛ねずみがあるのは本殿ではなく、そこから東へ少し歩いた先にある大国社なので要注意。また、本殿も必ずお参りしよう!
(3)狛○○のテーマパーク
境内には狛ねずみ以外にも狛○○がたくさんある。末社の美田稲荷社は商売繁盛の神で「狛狐」が、火難除の愛宕社には「狛鳶(とび)」が、災難除の日吉社では「狛猿」が、治病・健康・長寿と金運を現す「狛蛇」もいるので是非とも探してもらいたい!
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