ハワイに行って、
「よーし、早速泳ぐぞー!」
などと言いながら、
海に出かけていく準備を始めたとき、
「しまった、日焼け止めを持ってくるのを忘れた。。。」
と、気づく。
「仕方ない、ABCストアに寄って買ってから海行こ」
と考え、そこでまた別のことに気づく。
「あれ、日焼け止めって、英語でなんて言うんだっけ?
ていうか、アメリカの日焼け止めって日本と同じ表記なのか?
成分表示になんて書いてあるか全くわからずに使うの怖えぇ。。。」
、、、なんていうシチュエーションかどうかはわかりませんが(笑)、
ハワイじゃなくても、
海外の日焼け止めを買うとき、
英語がわからないと、どれを買えばいいのか判断できませんよね。
そこで、
海外で日焼け止めを買うときに困らないように、
日焼け止めの英語表記や、
海外で買うときのポイントをまとめます!
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日焼け止めの英語表記
「日焼け」は英語で何と言うのか?
「日焼け止め」について知る前に、
まずは、
「日焼け」を表す英語について知っておきましょう。
「日焼け」の英語表記は、
・sunburn
です。
このふたつの単語は、
日本語に訳すとどちらも「日焼け」ですが、
英語では使い分けがあります。
茶色く焼けた、小麦色の健康的な「日焼け」。理想的な日焼け。
「綺麗に焼けてるね!」と言いたくなるような日焼け。
★sunburn★
赤くヒリヒリする状態の「日焼け」。火傷のような日焼け。
「うっわ、痛そう。大丈夫?」と言いたくなるような日焼け。
欧米は、
「絶対に焼かない!」
という文化ではなく、
日焼けはホリデイの象徴です。
海外のビーチに行くと、
男性だけでなく、女性もよく寝そべって焼いているのを見ますよね。
“get a tan”(日焼けする)ために、
夏になったらみんなこぞって焼きに行くのです。
ちなみに、
英語のスラングで、
“sun kissed skin”
という言葉があります。
直訳は、
「太陽がお肌にキスをした」ですが、
「こんがり焼けた肌」「健康的に日焼けした肌」
という意味を表す言葉として使われています。(なんかオシャレ!)
ビーチで焼いている人たちは、
この“sun kissed skin”を目指しているというわけです。
「日焼け止め」は英語で何と言うのか?
「日焼け」についてわかったところで、
次に、
「日焼け止め」の英語表記についてまとめていきましょう。
日焼け止めを英語で言うと、
・sunblock
となります。
ものによっては、
“sunburn cream”や“suntan cream”
という表記になっているものもあるようですが、
先に「日焼け」の英語表記を学んでいる私たちは、
このふたつの単語を見れば、
「あ、日焼け止めだな」
と気付くことができるでしょう。
ちなみに、
AKB48の「真夏のSounds good!」という曲の歌い出しにも出てくる
「サンオイル」という言葉は、
日本では「日焼け止め」を意味する言葉として普通に使われていますが、
この言葉は実は和製英語です。
そのため、
アメリカ人やイギリス人に、
Could you put sun oil on my back?
(サンオイル背中に塗って?)
と言っても、
「は?」
という顔をされてしまいます。
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海外で日焼け止めを買うときのポイント
日焼け止めによく使われる英単語
できれば海外でも
日本で買うときと同じように日焼け止めを選びたいですよね?
そこでまずは、
日焼け止めを選ぶときに気になるポイントが、
英語表記だとどうなるのかをまとめていきます。
SPF(Sun Protection Factor)
日焼け止めを選ぶとき、
まずはこのSPFの数値をチェックするのではないでしょうか。
SPFはアメリカでも日本と全く同じように表示されていますので、
この点はいつも通りの選び方で大丈夫です。
PA(Protection Grade of UVA)
SPFと並んで必ずチェックするPAは、
紫外線A波(UVA)のカット率を表し、
日本では、「PA+++」などと表記されています。
しかし、このPAの表記、
アメリカでは使われていません。
アメリカでは、
UVAをブロックできる製品には、
「Broad spectrum」と表記されています。
これは、
UVAとUVBの両方をブロックできるという意味の表記で、
日本のようにカット率を示すような表記はありません。
その他、日焼け止め関連の単語
UV protection
★防水★
Water resistant / water proof
★日焼け止め効果持続時間★
duration of sunscreen effects
★白浮き★
unnaturally white
★ベタつき★
stickiness
これぐらいを押さえておけば、
ひとまずは安心だと思います。
肌に優しいものを選びたい人へ
日本で日焼け止めを買うときに肌に優しいものを選んでいるなら、
当然海外でだって肌に優しいものを選びたいですよね。
日本では、
肌に優しい商品には、、
「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」「低刺激性」
などと書かれていると思います。
これらをアメリカでは、
★「ノンケミカル」=“ mineral-based”
★「低刺激性」=“ hypoallergenic”
などと表記しています。
これらの表記があれば、
「まぁ肌に優しいのだろう」
と想像できるのですが、
「海外のものだし、なんとなくまだ不安」
という人は、成分表示を見てみましょう。
紫外線をブロックする2種類の成分
成分表示を見るためには、
説明なくさらっと出てきた「紫外線吸収剤」という言葉の
意味を知っておく必要があります。
実は、
紫外線をブロックする成分には2種類あります。
★紫外線散乱剤(physical sunscreenまたはmineral sunscreen)
意味は読んで字のごとく、
紫外線吸収剤は、
紫外線を吸収することで、肌の内部に紫外線が侵入することを防ぎます。
紫外線散乱剤は、
紫外線を跳ね返すことで、紫外線が肌に当たるのを防ぎます。
また、
英語での表記を見ればわかるように、
紫外線吸収剤は、
化学物質を使った日焼け止め、
紫外線散乱剤は、
天然成分を使った日焼け止めです。
一般に、
紫外線吸収剤の方が日焼け止め効果は高いのですが、
化学物質を使っていることから、
肌への負担が大きいと言われています。
ただ、
実際には相性の問題で、
紫外線吸収剤を使っても全く問題がない人もいれば、
むしろ紫外線散乱剤を使うと肌が荒れてしまうという人もいます。
自分の肌にはどちらの成分が合っているのかを知っておくことが大事です。
紫外線吸収剤か紫外線散乱剤か、どこを見ればわかるのか?
さて、
パッケージのどの部分を見れば、
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤、
どちらの成分が使われている日焼け止めなのかがわかるのでしょうか?
「成分」は英訳すると、
“Ingredients”
です。
まずはこの文字を探しましょう。
そうすると、
“Active Ingredients”
という文字が見つかると思います。
これは、
「有効成分」
という意味です。
この“Active Ingredients”の箇所を見れば、
どちらの成分で作られた日焼け止めかがわかります。
紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の成分
紫外線散乱剤として主に使われる成分は、
★酸化チタン ⇒ TITANIUM OXIDE
★二酸化チタン⇒ TITANIUM DIOXIDE
この3つです。
紫外線吸収剤として使われる成分は、
⇒AVOBENZONE
★t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
⇒BUTYL METHOXYDIBENZOYLMETHANE
★パーソル1789
⇒Parsol 1789
*上記3つは成分としては同じもの
★オキシベンゾン
OXYBENZONE、BENZONEPHENONE
などです。
こんなの絶対全部覚えられるわけないので、
(しかも他にもまだ沢山種類がある)
紫外線散乱剤として主に使われる3つの成分だけ覚えておいて、
この3つ以外のものが“Active Ingredients”の箇所に書いてあったら、
「紫外線吸収剤の成分が入っているかもな」
とざっくり判断するぐらいでいいでしょう。
“sunscreen”と“sunblock”
最初の方で説明した、日焼け止めの英語表記、
“sunscreen”と“sunblock”ですが、
実は使い分けがあります。
⇒紫外線吸収剤を使った日焼け止め
★sunblock
⇒紫外線散乱剤を使った日焼け止め
そのため、
まずはパッケージを見て、
“sunscreen”と“sunblock”のどちらの表記になっているかを確認し、
そのあと、
“Active Ingredients”の箇所を見て、
“ZINC OXIDE”“TITANIUM OXIDE”“TITANIUM DIOXIDE”
の3つの成分が書いてあるかどうかを確認する、
という手順がいいと思います。
さいごに
日焼け止めを買いに行ったはいいものの、
どこに売っているのか、場所がわからない。
そんなときには、
Where is a sunblock cream ,please?
(日焼け止めクリームはどこですか?)
と店員さんに聞いてみましょう!
売り場を教えてもらえるはずです。
これで、
海外で日焼け止めを買う必要が出てきても、
焦らず買い物できますね!
(とは言っても、
使ったことがない日焼け止めを使うのはリスクがありますから、
使い慣れた日焼け止めを日本から持っていくのを忘れないことが1番です!)
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