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壱の巻:祖谷の秘境スポット
(1)大歩危・小歩危
①概要
2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる渓谷で、大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観を誇る。ヘンテコな名前の由来は、断崖を意味する古語「ほき(ほけ)」から付けられたという説と、「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」という説がある。また、大歩危峡は、その間近に見える美しい岩石やV字谷の様子から日本列島の成り立ちがわかる全国的にも貴重な場所として、平成26年に国指定の天然記念物に指定され、平成27年に国指定名勝となっている。
②楽しみ方
ア)大歩危峡舟くだり
大歩危峡舟くだり大歩危峡の美しい渓谷美を間近で見ることができる「大歩危峡遊覧船」が遊覧している。ベテラン船頭さんによるガイドを聞きながら、目の前に広がる絶景をゆったりと眺めるのも趣がある。
イ)ラフティング
ラフティング日本一の激流と呼ばれる大歩危小歩危は、世界有数の「ラフティング」の名所。絶景の中をゴムボートで進み、水しぶきを浴びるスリルは凄まじいものがある。
ウ)ボンネットバス
ボンネットバスJR阿波池田駅から発着する定期観光バスに乗車して、バスガイドさんの楽しい解説を聞きながら、車窓からの美しい景観や観光名所への下車観光やお食事をセットで満喫した。ガイドさんの人柄に魅了されると共に、渓谷美に目を奪われてばかりであった。そのため、写真を撮り忘れるという大きなミスをしてしまった。読者には実際に訪れて、自分の目で見てほしいものである。
エ)大歩危祖谷温泉郷
強アルカリ性の泉質でヌルヌルの美肌の湯。ホテルで楽しむことができた。
(2)小便小僧(大歩危・小歩危)
V字型に深く切り込んだ渓谷はその形から「ひの字渓谷」とも呼ばれている。小便岩といわれる大断崖には小便小僧が立っている。彼は、街道中一番の難所といわれる七曲(ななまがり)にいる。そこから谷底までの距離は200mの高さがあり、1968年に徳島県の彫刻家である河崎良行氏が制作した。小便小僧を置いた由来として、その昔、子供や祖谷街道工事の作業員、旅人たちが、像のある岩のあたりで小便をして度胸だめしをしたという言い伝えがある。なお、写真スポットとして有名だが、近くに駐車スペースが無いので要注意!
(3)温泉巡り
①千年の秘湯めぐり旅券
7つの祖谷温泉をめぐるための湯巡り手形。祖谷独自の補助制度が活用されており、2021年3月31日までは2,000円(通常6,320円)で購入できる。7つの温泉地へ各1回ずつ入浴でき、有効期間は2020年7月1日から2021年3月31日まで。時間の制約から、2つの温泉を訪問した。
②ホテル祖谷温泉
日本三大秘湯に数えられる祖谷渓谷の一軒宿で、四国では珍しい源泉かけ流し露天風呂がある。日本三大秘境の風景を楽しみながら、約170mほどをケーブルカーで下った先、祖谷川の湖畔にせり出すようにあり、自然の中でゆっくりと温泉を楽しむことができる。源泉の温度は37度程度で、ゆっくりと湯編みができる。ヌルヌルの泉質で温泉に入っている気持ちを痛感でき、目の前に流れる川の雄大さにも目を奪われる。「秘湯を守る会」にも登録されており、まさに秘境にある温泉であると痛感した。
なお、貸しタオルもあるので手ぶらで日帰り入浴を体験することができる。
③サンリバー大歩危(滞在したホテル)
小歩危峡を望む温泉が自慢の宿です。
化粧水いらずといわれる強アルカリ泉質で、美肌の湯。
④湯元新祖谷温泉 ホテルかずら橋
「祖谷のかずら橋」のほど近くに位置する宿です。お座敷かご風のケーブルカーで登った先にある「天空の露天風呂」では、青空や星空を堪能できる。目の前に広がる自然の雄大さや空気の美味しさを堪能しながら入る露天風呂は、至高の気分になる。露天風呂の横にはぬるめの壷湯もあるので、そちらも是非体験してもらいたい。
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