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壱の巻:恐竜博物館
(1)基本情報
①概要
福井県勝山市では、1989年から実施された発掘調査の結果、福井固有の恐竜(フクイラプトル・フクイサウルス・フクイティタンなど)の化石が発掘されたことから建設された博物館。また、発掘現場から恐竜の卵の化石も発掘されたことから、福井県では恐竜が群れで暮らしていたことがわかっている。設計は、著名な建築家「黒川紀章」氏。館内のエレベーターも印象的。ロイヤルティレル古生物学博物館(カナダ)と自貢恐竜博物館(中国)に並ぶ世界三大恐竜博物館のうちのひとつ。
②入場料
720円
※えちぜん鉄道有人駅にて電車とバスと入場券がセットになったお得なチケットがある。
③アクセス
えちぜん鉄道「福井駅」から勝山永平寺線「勝山行き」乗車(約1時間)に乗り、勝山駅で下車。その後、コミュニティバスにて約15分
※勝山駅に向かう車中では、九頭竜川の見事な眺めを見ることができる。スマホから目を話して、車窓を眺めよう!!
(2)主な見所
①カマラサウルスの産場(地下1階)
エントランスから素晴らしいエスカレーターを降りて、少し歩いたところにある化石群。アメリカで発見されたままの状態で運搬された、完全なカマラサウルスの骨格化石。背骨をそらせて頭部と尻尾をくっつける「海老ぞり」の状態で展示されている。
②世界の恐竜ゾーン(1階)
展示のメインとなる恐竜の全身骨格を展示している。恐竜の全身骨格のうち、特にカマラサウルスのものは、その9割以上が実物化石で組み上げられている。ティラノサウルス・レックスの等身大の動く模型も迫力満点である。また、このゾーンには、勝山市で発見されたフクイラプトル(日本ではじめて学名がつけられた獣脚類の肉食恐竜)の全身骨格が復元され展示されている。フクイティタンやフクイサウルスの骨もあるので、福井県の恐竜コーナーは忘れずに見学すべきである。
③生命の歴史ゾーン(2階)
生命の誕生から人類の出現までをたくさんの標本や模型で展示している。トリケラトプスやヨロイ竜の仲間の奇妙な姿は不思議な感覚を覚える。肉食恐竜から防御するため進化した形態。なお、1階から2階へは長いスロープがあり、恐竜の世界ゾーンを見下ろすことができるので、柱のないドーム空間に展開する恐竜たちの姿を一望しながら、2階へ上がることをおすすめする。
(3)留意事項
①地下1階にはダイノストリートと名付けられたトンネル状の廊下があり、両側に大きな実物化石が埋め込まれている。これらは見事な化石標本なのでスケールは小さいが要チェック。
②恐竜博物館へコミュニティーバスでアクセスする場合は、その本数などが平日は特に限定されているので、事前に最新の情報を必ず手にいれておくことが重要!!
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