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壱の巻:恵美須神社
(1)概要
京都恵比寿神社は「西宮恵美須神社」や「大阪今宮恵美須神社」と並んで日本三大えびすとして呼ばれ、通称「えべっさん」の名で親しまれている。
1202年に禅禅の開祖である栄西が建仁寺の建立にあたり、その鎮守として最初に建てられたものが現在の恵美須神社である。えびす大黒と言えば「商売繁盛の笹」を彷彿させるが、えびす信仰の象徴とも言える笹は元来京都恵美須神社独自の「御札」の形態が全国に広まったものとされている。縁起物とされる「松竹梅」の内の「竹」の葉が笹であり、「まっすぐに伸びる」「しなやかで折れない」「葉が落ちず常に青々としている」といったイメージから商売繁盛の象徴となっている。なお、えびす様は、七福神のメンバーの一人ですが、実は七福神では日本生まれの神様はえびす様のみである。他は中国やインドの神仏とされている。
(2)耳の遠いえびす様(えびす様と壁ドン)
えびす様はとても長生きなので少し耳が遠いとのこと。そのため、江戸時代ごろから本殿の左側の板塀を叩くことでえびす様に自らの参拝を知らせるようになり、今も本殿正面での参拝の後、横の板を叩いて再度参拝することが通常とのこと。そのため、叩く部分だけ傷みが激しいのが見てわかる。あまり強く叩くのではなく、お爺さんの方を叩くように優しく板をノックすることが重要である。板を叩いてお参りするという参拝方法は非常にユニークであり、全国でも唯一であると思う。
(3)お賽銭とえびす様(顔で賽銭を受け止める)
本殿前の白川石の鳥居にえびす様のお顔と箕が飾られており、その箕の中に小銭を投げ入れる人がたくさん見受けられた。「うまく箕の中に賽銭が入ると良いことがある」といわれている。でもえびす様のお顔にガンガン硬貨が当たっている有り様をみていると、少し気の毒なような気もした。神様の顔めがけてお金を投げるのも非常に稀有な事例であると感じた。お金を投げすぎて失くさないようにしよう
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