旅行

祇園祭発祥の地!神泉苑の歴史や見どころを解説

投稿日:2020-10-13 更新日:

スポンサードリンク

スポンサードリンク

壱の巻:神泉苑

(1)概要

794年桓武天皇が平安京の造営に際して、苑池を設けた。その池は、常に清泉が湧き出すことから神泉苑と名づけられた。その規模は現在の神泉苑の約10倍で、日本初の花見の宴が催された場所神泉苑には龍穴(りゅうけつ)があり、その穴は異界に通じて大地の気が溢れ出し、池の水は日照りでも涸れることがなく、人々は龍神の棲み処だと考えていた。応仁の乱後の後、荒廃する。

【二条城の横でひっそりと佇む】

【二条城の横でひっそりと佇む】

【よく目を凝らすと瓦に鯉】

【よく目を凝らすと瓦に鯉】

【亀塚と鯉塚】

【亀塚と鯉塚】

(2)龍王伝説

嵯峨天皇(在位809~823年)の御代、京都はひどい干ばつに見舞われた。そこで雨乞いをすることになり、白羽の矢が立ったのが、東寺の空海(弘法大師)と西寺の守敏(しゅびん)僧都だった。僧侶たちは法力で雨乞い対決をした。先に守敏が祈祷するが、雨は大地を潤すほどには降らなかった。次に空海が祈祷する。だが、守敏僧都が呪法で龍神たちを水瓶に閉じ込め、邪魔をした。唯一、北天竺(インド北部)の善女龍王のみが守敏の呪法を免れていたのを空海が見抜いて勧請すると、水瓶は壊れ、善女龍王は金色の龍となって天に昇り、たちまち雨を降らせて都を救った。以来、神泉苑は雨乞い修行の中心地となった。

【善女龍王社】

【善女龍王社】

(3)祇園祭の発祥の地

863年(元号:貞観)に京都では疫病が大いに流行り、神泉苑で朝廷による御霊会が行われた。 そこでは、経典の読経や、雅楽の演奏、稚児の舞、雑技などが行われ、その様子は民衆だけでなく、天皇も見学したと言われている。また、貞観の時代には大地震や富士山の噴火など、全国的に災いが相次ぐ状況でもあり、869年には全国の国の数、66本の鉾を立て、 祇園社(八坂神社)から神泉苑に御輿を送り、厄払いをしたと言われている。後世には、これが町衆の祭典として受け継がれ、 鉾に車を付けると共にそれに装飾を施して京の都を練り歩く、祇園祭へと姿を変えることとなった。

(4)恵方社

善女龍王社の南にある社。日本で唯一「くるくる回転する」社として有名である。祀ってあるのは歳徳神(としとくじん)。陰陽道では福徳の神様とされ、歳徳神は恵方からやって来るとされている。それを迎えるために、神泉苑では毎年、社の方角を変えている

【恵方社】

【恵方社】

スポンサードリンク

関連記事

これを読んで、京都旅に是非とも出掛けようと考えたあなたへ!
下の記事でも、京都旅を楽しむための方法を紹介しているので、併せて確認することをお勧めする!

 
小さく第2歩:誰も知らない京都の楽しみ方~上京区編~

京都市上京区の一度は行くべきオススメ観光スポット&グルメ!

「おかめ伝説」が残る大報恩寺(千本釈迦堂)の見どころ解説!

京都旅の穴場スポット釘抜地蔵の名前の由来とお百度参りの作法

私が京都旅で食したおすすめグルメ三選~上京区編~

京都府庁旧本館の見学は、観光として面白い。

京都市観光で上京区役所に行ってみてわかった見どころを紹介します

⑧祇園祭発祥の地!神泉苑の歴史や見どころを解説 ☜今ココ!

上京区を旅して見えてきた京都市内観光のポイント。

スポンサードリンク

スポンサードリンク

-旅行

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

【写真②:ブログ作り】

私が貧乏旅行について書く理由と、二人旅の難しさについて

この章では、前の記事に引き続きブログの執筆動機についてより具体的に記す。旅に出ようと思って、現在、インターネット等で「旅」や「食事」と検索すると膨大な量の情報が検索できる。にも関わらず、筆者が必要とす …

【原爆ドームの楕円部分】

広島貧乏旅行~原爆ドームを中心に、戦争の惨禍にも目を向ける~

この章では、広島市の観光スポット(原爆ドームとその周辺施設)の詳細を紹介する。 この記事の主眼は、「WWⅡとは何だったのか?」や「大人になってから見る原爆ドームとは?」といったことについて、一歩踏み込 …

旅

パックツアーと個人旅行のメリット・デメリットを比較してみた。

この章では、前章で紹介した「パックツアー」を利用した場合のメリットについてより詳しく紹介するために、具体的なトラブルを想定した上で、「個人旅行」の場合との比較を行う。本章の読者は、「パックツアー」を利 …

【土柱】

第4歩:祖谷温泉へレッツゴー~「脇町うだつの街並み」と「阿波の土柱」~

壱の巻:「脇町うだつの街並み」と「阿波の土柱」 (1)脇町うだつの街並み ①概要 江戸時代に近畿地方の商家を中心に、競うように上げられた「うだつ」。しかしながら、現在町並みとして残っているのは、岐阜県 …

【巨大だるま】

京都市上京区の一度は行くべきオススメ観光スポット&グルメ!

この章では、2020年6月下旬に行った京都旅(上京区編)の概要を紹介するために、前回に引き続き、「訪問場所(概要)」や「旅のポイント」について記す。食事処を含め各訪問場所の詳細についても、次週以降に随 …

サイト内検索